3月27日藤本美貴ディナーショーレポ(4)

【ステージ・後半】
MCの話の流れから今回もバラード中心に構成しているんだと言う話に。そしてカバー曲のコーナーへと導かれていくのです。

「前回アメイジンググレイスをね・・・英語で歌わせていただいたわけですけれども。今回もいくつかカバー曲を歌いたいと思います。どちらも私の好きな曲。まずは森高千里さんの"雨"。
失恋の歌なんで本来は悲しい曲なんですけども・・・主人公の前向きな姿とか強さとかがすごく好きで。聴いて欲しい曲ですね。あとで今井美樹さんの曲も歌います。」

俺は思わず声を漏らす。
「おぉぉ〜〜〜。」
あの名曲をここで美貴が歌うとか・・・。ヤバイじゃないか。

・雨(森高千里さんのカバー)
しっとりとしたイントロで始まりそして彼女の存在感のある声が聞こえてくるのです。丁寧に歌詞をかみ締めながら歌う感じ。胸がキュンとくるね。
今回のこのナンバーとか次に歌う今井美樹さんの曲についても藤本さん自身が全曲したということで、つまり今日のカバー曲は彼女のからのメッセージだと思うんですよ。彼女の考え方がどういうものなのかとか・・・歌詞自体は森高さんが書いたものだけれど藤本さんが伝えたいことが書かれていて・・・歌詞の一語一語に藤本さんの感情を載せて静かにかつ力強く聞かせてくれている。
藤本さんのメッセージを感じながら全身が震える。彼女の内面にほんの少しでも触れることが出来た気がして・・・おこがましい言い方かもしれないけれど本当にそんな気がしてまた涙が・・・。

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・peace of my wish(今井美樹さんのカバー)
前向きに生きてゆこう!っていうメッセージソングですね。アコースティックだからこそ素直に心に入ってくるし、また彼女の声が心地よい。
これもね。やはり藤本さんからのメッセージだと思うんですよ。
「やっぱこの子良い子だよなぁ。」
俺も以前は彼女の良い面をみんなに知って欲しくて必死で筆をとっていたわけで・・・最近はもう自分の中では彼女のことが当たり前になって"わかる人はわかるんだから"なんて彼女のことについてあまり書かなくなってしまっているのだけれど・・・。う〜ん。うまく書けないな。
とにかくこのカバー曲2曲を聴くだけでも十分彼女の人間性が伝わるんじゃなかろうかと思うんですね。
今回は英語のカバー曲じゃなかったけれど、逆にそれが良い方向に作用してるね。言葉に彼女の気持ちが強く押し出されているのを感じることが出来て感動。ひたすら感動なのです。

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・MC
「次はみなさんもよくご存知の曲だと思うので一緒に歌って欲しいなと思います。フォークソング3でも歌わせていただいたんですが金八先生のテーマソングですね。すごく元気付けられる曲なので選びました。」

贈る言葉(海援隊のカバー)
曲が始まり彼女が歌い始める。俺も一緒に歌う。周りはあまり歌ってないようだけど・・・。
と、そこで藤本さんがステージを降りて来た。嬉しい反面「会え長」ないのか???という気持ちもあったりして。でも少しずつ近づいてくる彼女。余計なことを考える時間などないのです。
ゆっくりとゆっくりと。通路の左右に視線を落としながら客席のファンに優しい視線を投げかける藤本さん。
時折微笑み、歌詞の内容によってはまた真剣な眼差しで。
そして俺の間近までやってきた。
話には聞いていたけれどやっぱ近いよ。近いよ・・・。
通路に座っている人にとっては本当に至近距離。ドレスのすそが直接触れてもおかしくないほどの距離なんですよね。もちろん俺の席からでも1メートルほどしかない至近距離。視線は合わなかったけれども^^;
こんな間近で、そして彼女を見つめながら聞くことが出来るのもディナーショーの魅力だよね。

恋ING
娘の曲の中でも人気の曲ですね。
お馴染みのイントロが流れると静かではありながらも客席からのどよめきが聞こえる。「待ってました。」と言う感じかな。
リズミカルなあのピアノのイントロ。
オリジナルではどうしても彼女のパートを中心に聞いてしまうんだけれど今日は藤本さん一人が歌ってくれている。心地良い。すごく心地良い。
本来自分のパートである箇所になると心なしか彼女の声に力が入ってくるのを微笑ましく感じながら聞き入るのです。
「ぼやいてたこと懺悔ですね〜♪」

・MC
「時期的に卒業の季節と言うことでね。別れもあるし新しい出会いもあるじゃないですか。私からの贈り物と言うことで贈る言葉。選ばせてもらいました。」
俺は思わず矢吉さんの方を見てしまう。
5月から異国の地に旅立つんだよね。いったいどんな気持ちでこの曲を聞き、彼女のこのMCを聞いているのだろうか。
ぜひこれを聞いて彼女から贈ってもらったパワーを受け継いで頑張って欲しいなぁ〜って思いながらね。またちょっと目頭が・・・。
と思ったら
「え〜〜っと・・・。
でもみなさん"贈る言葉"一緒に歌ってくれてませんでしたね。(笑)ちょっと寂しかったですけれども・・・。(笑)」

うは、冷静に突っ込ミキティしてるじゃん。^^;
でも俺ずっと歌ってたんだけどなぁ。ま、良いや。ドキみきに逆突っ込ミキティでも送るか。なんて考えながら・・・。

恋INGはね。私もすごく好きな曲なんですよ。」
と良いながら
「みなさん今、好きな人はいますかぁ〜?」
ここで全員の手が挙がらないとか(笑)
ステージの上に大好きな彼女がいるじゃんよねぇ〜〜。
なんて心の中で俺は突っ込ミキティ(笑)

夏のミュージカルの話になり
「愛ちゃんの主人公はね。
"なるほど!そうだよね!"
って聞いてたんですけれども・・・私は魔女役だって聞いて不思議な気持ちではあったんですが
"あ、そうだよね。"
ってなんか普通に思ってしまいました。」
客席から笑がこぼれる。

「でも良い子みたいだから良いんです。」
とも。

・満月
落ち着いた曲が続いたので次は元気なやつ行きましょう!という彼女のコメントと共にイントロがスタート。
ディナーショーで満月とかイメージが沸かなかったのだけれどね。こうして聞くと力強さは伝わってくるしライブと比較しても全然負けていないと言うか、これも彼女の声の持つ力強さのなせる業なんだろうな。と思いつつ聞いているのです。彼女の声の魅力があってこそなんだと。
アコースティックであるからこそ余分な音が排除されている良さ。伝わってくる力強さ。
自然と体がリズミカルに動いてくるしそして手拍子も力強くなってくる。
掛け声部分でさすがに声を出すわけには行かないのだけれど口だけは大きく開けて言ってるつもりになりながら(笑)
yeah〜!
とか
フッフゥ〜!
とかね。
すんごく楽しい。バラードが続いた後っていうのもあるし俺自身もはじけたって言うかね。やっと最初から最後まで笑顔で。涙なく楽しんだかな。
ありがとう!って思いながらね。

・MC
今日のお礼を述べてくれる藤本さん。
お礼を言いたいのはこっちだよ。
そして
「これからも頑張っていこうと思います。少しずつではあるんですが・・・みなさんの求める藤本美貴にね。近づいていけたら良いなと。行こうと思うんで、みなさんこれからもどうか応援よろしくお願いしますね。」
じ〜んとくるじゃないか。
すっごく彼女らしい良いまわしだしさ。
今日一番の拍手が客席から彼女に向けて贈られ・・・。いつまでも鳴りやまず・・・。
彼女にもファンの感謝の気持ちとか暖かさが届いたんじゃないかなと思います。

「それでは最後の曲ですけれども。
今日は本当にありがとうございました。
それでは聞いてください。
ボーフレンド。」

・ボーフレンド
あ〜これで最後なんだな。
という思いと
すっごい満足感と
たぁこ。さんの言っていた
「みんなに参加して欲しい。とくに美貴のマジヲタさんには!」
という言葉を思い出す。
もちろん初めて生で聴くこの曲。今日のこのショーを頭の中で振り返りながら全身が震えてそして目の前にいる藤本さんに
あらためて感謝。
彼女がいたからこそこの場があるわけで。
今の気持ちがあるわけで。
この感動が、この熱い思いがあるわけです。
ありがとう。本当にね。本当にありがとう。

明日はレポ最後ですね。ポらと握手について書こうかなと思います。
ちょっと今日はもう時間がないので・・・ステージのしめくくり書く時間もなくてなんとなく尻切れですいません。これもあとから追記しますので。