信頼関係

 ファンクラブツアーも今年で3度目。日頃直接接する機会の少ないファンにとっては夢のような数日間。そのイベントの中のひとつ「ツーショット撮影」。本当はメンバー全員との撮影だからツーショットではないのだけれど、まあそこは深く考えないってことで。(笑)
 さてそのツーショット撮影。俺が参加したのは昨年が初めてだったけど初回の様子はDVDで知っていたから、昨年の最前列のメンバーとのファンとの不自然な距離の開き。つまり藤本さんと高橋さんがファンの左右に座っていたんだけど、間に椅子ひとつぶん開いてるんですね。初回と比べるとどう考えてもおかしい。映像のバランス的にも釣り合っていない。
 でも今回、初回に参加されたある方からある話をお聞きして納得しました。藤本さんに対してとても不愉快な出来事があったんですね。昨年、俺の友達の涼さんが同じくツーショットの時に誤って躓き、藤本さんの肩にぶつかってしまった時、彼女しばらく物凄く険しい表情をしていた意味がやっとわかりました。とにかく涼さん「ものすごく怖かった」って言ってたんです。最終的に涼さんが藤本さんに謝罪して笑顔が戻ったようですけど。
 あくまで俺たちは彼女達のファン。お互いの信頼関係があるからこそ楽しい時間を与えてもらえるんだし楽しく出来るんだし、こちらからもまたその感謝の気持ちを伝えることが出来るんだと思います。実生活の人間関係と同じですよ。・・・というかそれ以上に気を遣ってあげないとまずいよね。実際はそれでも足りないくらいです。
 握手会のコメントもすごく気を遣いますね。嫌なことがあると彼女達だって人間だからどうしても疑心暗鬼になってしまう。こちらとしては熱い気持ちを伝えたつもりでも相手には「気味の悪い人」にしか映っていない可能性もありますからね。ファンだとはわかっていても相手から見たら初めて見る知らない人なんですから。
 自分があえて彼女にHNを名乗ったのも"ずっと応援してますよ"ってことを伝えておいた方が少しでも安心してくれるかなって思ったからです。もちろんだからといってこっちの思ったとおり安心してくれるかどうかはわかりません。逆にキモイと思われてるかもしれない。ぶっちゃけ、したたかな狙いは否定しません。叩かれても仕方ないと思ってます。
 同時に他の方から先日のゴルフの時の話も少しだけお聞きしましたけど、彼女に気持ちの余裕を与えてあげるという心遣いの出来てない人がいたようですね。1日中神経とがらせるなんて普通できませんもの。いくら彼女が「素」だからといっても普通の人間ですから、見られているという意識は常に持っているはずだし、最低限は自分の中にライン引きをして行動してるはずですよね。
 「素」だから何も感じないのとは違うんですよ。「素」だけど繊細で神経質なところがあるのが藤本美貴だと思ってます。「そんなの理屈がおかしいじゃねぇか!」って思う人もいるかもしれないけど、人間そういうもんです。ある意味普段の「素」の部分で自分を解放してるところがあるんじゃないですか?気が強いから全部強いとか思うのも理解できないな。
 とにかく今回お聞きしたお話でそんなことを考えてしまったのです。彼女、そして彼女達。本当によくやってるよ。みんな愛してます。

※「愛してます」とか書いちゃうとまた誤解うけるよね・・・。でもおれSTKじゃないですから。