名古屋参戦簡易レポ(その1)

体調不良と残業のせいで細かい参戦スケジュールも立てられず、夜中の四時半までごそごそやってたもんで、三時間くらいしか寝てません。尤も日常でもこういうのはよくあることなんで平気なんですけども今回は病み上がりということで、再び体調を崩さないように気をつけなくてはなりません。

忘れ物などないか、荷物を確認したら出発。
今回の遠征は当初参戦予定だった20日夜を回避し、その日は京都の花灯路という和風のイルミネーションイベントに参加してから、柴さん宅に一泊。ヲタ話に花を咲かせます。柴さんとはこれまで何度かお会いしていますがいつもバタバタしているだけで落ち着いてお話したこともありません。今回はそういう意味でも楽しみなのです。
20日の参戦を回避したのは資金面が一番ですが、そんな落ち着いた交流がしたいなと思ったことと、たまには観光気分も味わいたいと思ったことも理由の一つですね。
片道六時間。遠征としては長い部類ではありません。新幹線を利用すればまだ短縮出来ますがやはりそれは一度でも多くミキティの姿を見たいので交通費は極力かけずに行きましょう。

あさ九時半に家を出て夕方京都に着きました。
早速土産物屋に立ち寄って家族への贈り物を探します。
そこには上品で遊び心の詰まったお菓子が並び、見ていて飽きません。彩り鮮やかに、また俺の大好きなきなこの香ばしいかおりに誘われて思わず立ち止まると、なかなかその場から立ち去る事が出来ません。雰囲気に押されてたくさん買ってしまいそうだけど、ちょっと待て!甘い物に目がないのはこのおれだけだったでしょ。たくさん買っても仕方無いんだわ…。(笑)
そんなとき、前回来た時に買えなかった京都特製のどら焼きが目に飛び込んで来たんです。これは毎月19〜21日しか作らない貴重なもので、前回来た時は丁度タイミングが悪くてありつけなず仕方なくあきらめたことを思いだしたら迷う気持ちは消えてしまいました。我ながらミーハ―だなあ〜。
実はこれ、どら焼きといっても、巻き物のような形をしていて中心部分に餡が入っている変わり種なのです。生地がモチモチしていてとっても美味しかったですよ。

その後駅前のマックで軽く食事を済ませてから花灯路の会場である東山に向かったのです。途中で柴さんからメールが入り、22時に八坂神社の前のスタバで待ちあわせることになりました。まだまだ五時間近くありますね。これならかなりのんびり回れます。

10分ほどで地下鉄東山到着。ここで荷物を預けるつもりがコインロッカーがない!なんだよなんだよ。少し大袈裟な荷物をぶら下げたままの京都路散策になりますね。邪魔だなあ。重くないのは救いだけど、お上りさんみたいで格好悪いよね。ま、愚痴をこぼしていても仕方ないので早速スタート。

青蓮院横の休憩所で日本茶の無料サービス。寒いからちょうど良いや。まだイルミネーションを楽しむには明るすぎるし、ここで少しまったりして行こう。
周りを見渡すとさすが京都。着物で着飾った女性の姿も見られます。どちらかというと年齢層は高め。学生は少なそうですね。個人的な好みをいえば和服より洋服の方が好きだから和服姿に特別惹かれるってことはありません。
もちろんみきたんなら別だけどねぇ。みきたんは何を着ても似合うのです。

川釻v釻从<京都まで来てみきたんかよ!

辺りがほんのり薄暗くなってきたところでそろそろ動き始めますか。

青蓮院の大ケヤキの下にたたずんでちょいとカメラを向けてみるけれど大きすぎてうまく入りきらない。携帯のヘボいカメラなので周りの薄暗さも逆効果になってしまって余計に何がなんだかわからなくなってしまうので結局撮影は諦めてしまったんですけど、こうやって眺めるだけでその年月というものを感じますね。このケヤキもここにこうやってたたずんで、京都の歴史を眺めてきたんだろうな。今、そんな歴史のほんの一瞬に俺が登場しているわけだね。大袈裟だけど。(笑)

花灯路という名称で呼ばれているだけあって、通りにはたくさんの灯篭が飾られてます。完全に陽が落ちてあたりが暗くなってくるとこれが綺麗の何のって。何もなくても浪漫を感じる京都の町並みがこれでよりいっそう幻想的に、よりいっそうロマンティックに、俺の心もよりいっそう浮かれモードになるわけですな。
あぁ、みきたんとこの町並みを歩いてみたい・・・・。

流れに沿って歩いていると知恩院に到着。なにやらこれから知恩院の境内でジャズ系のライブが始まるようです。こりゃ見るしかないでしょ。
境内の向かい側にある広くて長い石段が観客席になっていて、入り口のところで寒さよけのスポンジが配られています。それを敷いて座るのね。陣取るのはもちろんセンター。(笑)
ギター、キーボード、ヴォーカルの3編成でおよそ1時間ほど。知っている曲はほとんどなかったけれど手拍子したりしてとても楽しいステージでした。途中時計を見ながら”今頃名古屋ではミキティがステージで歌い踊っている頃だな”と妄想にふけってみたり。
まさか京都の東山に来てライブが見られるなんて思いも寄らなかったから得した気分です。いやいや、良かった良かった。

ライブが終わったら表通りにある広い駐車場横のみやげ物屋で甘酒をすすりながら寒さを和らげるのも、これまた楽しいひととき。明日は会えるよね。みきたん。
ここでこうしていても頭に浮かぶのは娘のことと、みきたんのことなのです。
さぁ、花灯路後半戦ものんびりまわりますか。^^

(明日に続く)