アルコールその2

アルコールといえば、うちの父親もお酒が好きで毎晩飲んでました。
基本的に飲むと機嫌が良くなってたのを覚えてます。うまくいけば小遣いもらえたりね。
でもなぜか親戚が来ると喧嘩になることも多く、子供心に”お酒って嫌だな!”という思いがあったのも事実です。うちの父親、怒ると何するかわからないんですよ。

家の商売柄、酔っ払いなんかも色々と見てましたから、お酒に対する印象は基本的にはかなり悪かったんです。いつだったかキレタ父親が熱いスープを酔っ払いの頭からかけてしまったこともあるくらいで。大丈夫かよ!って感じです。(汗)

それらが関係しているのかな。俺は二十歳を超えても頑なにお酒を拒んでました。忘年会でも断固として飲まなかったしね。まあ変わりもんです。
そういえばタバコもまわりの友人が早くから飲みまくってるのを見ながら、自分自身は二十歳を超えるまで飲まなかったし・・・。ってあたりまえなんですかね?(笑)
人生で5本くらいしか吸ったことないな。欲しいとも思わないけどね。

でもって若い頃は無理にお酒を勧めたり勧められたりというのが凄く嫌いで、巷ではイッキなどが流行っていたのも俺が意固地になった原因なんですが、あんなことされたらたまったもんじゃないなと思いながら見ておりました。誰でもそうだけど強要されることほど嫌なことってないでしょ。特に若い頃はね。お酒なんて飲めない人間には拷問ですから。

今では少しなら飲めますが、半月も飲まないでいるとまた飲めなくなってしまいます。基本的にそれほど強くないんですね。ま、でもお酒は好きですよ。楽しいもん。^^
でも一番飲んでたときでも中ジョッキ3倍に水割り数杯程度ですよ。
今は毎晩缶ビール1本でございます。正確にはえんどうまめのビールモドキだけど。

かつて東京にいた頃、俺は製版関係の仕事に就いてたことがありますが、ある年の忘年会に社長から強引にお酒を勧められてしまったことがありました。
「お!なんだよ!いっちゃく君は俺の酒が呑めねぇのか!」
あららら、どうしてそんな怖いこと言うのよ・・・。
最初は丁寧に断っていた俺も、あまりのしつこさに耐えられず、とうとうやっちゃいました。
「俺のお酒ってなんですか?そんなもん飲めませんよ!」
社長の顔色が一変。(あたりまえだよ・・・。)
「じゃ、帰れ!」
「わかりました。帰ります。」

うはは。馬鹿だ!今なら間違ってもこんな展開にはならないんですが、若いって・・・・若いって・・・・。若いって何よぉ〜〜〜!(笑)
しばらくしてから社長が追いかけてきましていろいろと説教されました。
頑な過ぎるのも困りもんです。今では笑い話ですけどね。

そんな俺がお酒を飲むようになったのは23くらいになってからですね。サラブレッド関係の仕事に就いていたとき、同僚に背の高いかっこいい女の子がいて、その子らと数人で飲みに行くのが楽しくなったからです。いやはや単純ね。(笑)
ちなみにその子は北海道の牧場や美浦トレセンで数年働いていたので馬には精通してました。もちろん馬にも乗れますよ。ある意味男勝りだったけど、いやぁ〜すんごくかっこよかったんです。惚れ惚れ〜。
俺が帰郷してからもしばらくはやりとりしていたのですが、その後しばらくまたトレセンで働いているって言ってました。今、どうしてるんだろ・・・・。

昨晩仕事から帰ってそんなことを考えていたら、お酒が飲みたくなりました。でも冷蔵庫を空けたら1本も入ってなぁ〜〜〜い!(泣)
あぁ、みきたんと飲みたい。

ってことで俺は他人にいろいろと無理に勧めたりしませんのでご安心ください。^^
(まとめになってるんだかどうだか・・・・^^;)

ってか、この日記読んでる人から見たら俺ってイメージ酷いのですかね?俺はいたって温厚な人間ですよ。人より大人になるのが遅かっただけですから。